インスタ運用の「強い言葉」の危険性!リール冒頭の”煽り”リスクを法律家が解説

こんなリール、見たことありませんか?
- 「日本一の〇〇」
- 「たった1ヶ月で〇〇万稼げる」
- 「これを知らないと一生損します」
画面をスクロールすれば、第一声に「強い言葉」を言う。特に最近は顕著に表れていると思います。SNSでより多くの視聴者の手を止めさせ、視聴数を稼ぐために、言葉はどんどん過激に、そして空虚になっていきます。
町の法律家・行政書士の視点で見れば、「リスク」でしかないと思っています。
その1秒のインパクトと引き換えに、「一生の信頼」と「法律的な安全性」をドブに捨てていませんか?
確かに、目先の視聴数は稼げるかもしれない。みんなもやっているし、これくらいなら許されるのでは?と思うかもしれない。
周りより少し強い言葉を…そうしていくうちに「強い言葉」のインフレが起きていき、全く違うものになってきていませんか?
- 「おすすめ」が「絶対」になり、
- 「コツ」が「裏技」になり、
- 「知っておくべき事」が「これを見ない奴はバカ」に変わっていく。
そうして出来上がったSNS投稿は、あなたが本来提供したかったサービスや、大切にしていた事とは、全く別の「何か」になっていますよ。
法的責任は「みんなやっている」では免れない

・日本一
・確実に痩せる
・絶対に稼げる
これらの表現はすべて、景品表示法に抵触している可能性があります。
「日本一」という言葉を使うには、「客観的な調査に基づいていること」「調査方法が妥当であること」が必要ですし、「確実に」や「絶対に」という表現は、効果の個人差を無視しており、消費者の判断を著しく誤らせる行為です。これらの言葉を信じた結果、トラブルになるようであれば契約の取り消しだけでなく、悪質な場合は行政処分の対象になります。
こんな質問があります。
「動画の最後で『※効果には個人差があります』と書けば大丈夫ですよね?」
A.「いいえ、不十分です。」
注釈は、本体の強い主張を覆すほどのものであってはならないという指針があります。冒頭で「絶対」と言っておきながら、最後に小さく注釈を入れても、優良誤認(実際よりも著しく優れていると誤認させる表示)のリスクは消えません。
他にも、
- 医療法・薬機法: 美容系や健康系のリールで「これで一瞬で痩せる」などの表現。
- 金融商品取引法: 投資・FX系で「月利〇〇%は確定」などの表現。
- 消費者契約法:「絶対稼げる」などで嘘や強引な勧誘で結ばされた契約は、あとから一方的に取り消せます。
年々これらの法律は厳しくなってきています。2026年現在において、こうした表現を使い続けることはリスクでしかありません。
まとめ:1秒のバズより、一生の信頼を
今のSNS運用の流れが危険だという話をしました。最初は「ほんの少し目立つため」に選んだ強い言葉が、いつの間にか言葉のインフレを起こし、本来の自分とは全く違う発信をしてしまう。その結果、景品表示法等の法律に抵触してしまう。
これが企業の公式アカウントであれば、事態はさらに深刻です。企業が長年築き上げてきた社会的信用が無くなり、取引停止や行政処分に追い込まれるリスクすらあります。
今一度コンプライアンスに関して考え直してはいかがでしょうか。
アカウントの成長には、攻めの投稿だけでなく、トラブルを未然に防ぐ「守りの設計」が不可欠です。当事務所では、行政書士監修のもと、企業の信頼を守る堅実なインスタ運用をサポートしています。
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