【得意×行政書士】理学療法士から行政書士を目指した理由

開業・実務

このブログで分かること
・異業種から挑戦するメリットと可能性
・行政書士の魅力
・理学療法士から行政書士になりたいと思ったきっかけと展望


「今の仕事も大切だけど、もっと深く、別の形でも目の前の人の力になりたい」

そう思ったことはありませんか?

行政書士という角度から今の仕事に関わるという選択肢。

この記事では、現役の理学療法士である私が、なぜ全くの異業種である「行政書士」という国家資格を目指そうと決意したのか。そのきっかけから、理学療法士の経験がどう行政書士の仕事に繋がるのか、その展望についてお話しします。

現場で働きながら新しい挑戦を考えている方や、行政書士という資格に興味がある方のヒントになれば幸いです。

きっかけ:利用者様との何気ない会話から

それは、リハビリを行っていた時のことでした。 よくお話しする、ある利用者様が、こうおっしゃったのです。

「先生、私がもし死んだら、家や車はどうなるのかな?」

当時の私は、自己研鑽のためにファイナンシャルプランナー(FP)の勉強をしており、ちょうど相続の勉強中でした。

アドバイスはできるが、実際に何か手助けすることはできませんでした。

「もっと踏み込んで、この方の不安を解消できる方法はないだろうか?」

そう思い調べていくと「行政書士」という資格を見つけました。

出会い:身近なところにいた「行政書士」

利用者様の言葉をきっかけに調べる中で、真っ先に目に入ったのが「遺言書の作成支援」でした。しかし、さらに深く調べていくと、行政書士の仕事は想像以上に私の身近にあることを知りました。

象徴的だったのが、自分の働いている老健で共に働く外国人スタッフの存在です。彼らが日本で働くために必要な「ビザ(在留資格)」の手続きをサポートしているのも、実は行政書士だと知りました。

「身体だけでなく、働く環境や生活の基盤も行政書士が支えているんだ」

そう気づいた瞬間、街の見え方が一変しました。 新しいお店のオープン、建設現場の許可、看板の申請……。 「これも行政書士が関わっているのかな?」と考えるようになり、この仕事の持つ可能性に強く惹かれていきました。

試験の難易度と相談

行政書士という仕事の面白さに気づき、試験内容や勉強期間を調べてみると、戦略を立てて挑めば「1年で合格できる可能性がある」と知り、挑戦することを決意しました。
(理学療法士やFPの国家試験で試験慣れ?していて少し自信がありました。笑)

理学療法士として現場に立ち続けながら、もう一つの顔として「行政書士」を持つ。 そうすることで、今までとは違う角度から医療・介護の世界に貢献できるのでは?と思ったんです。

違う業界から行政書士になるメリット

行政書士って、本業の知見を組み込みやすいと思うんです。

私の場合、理学療法士として5年務めた経験は無駄ではなく、行政書士に活かせると考えています。医療・介護の現場経験は、行政書士業務において強力な武器になるのではないか?私が特に生かせると考えていることをまとめてみました。

訪問看護ステーションなどの設立支援

医療・介護現場の「リアル」を知っていることは、大きな強みです。 単に書類を揃えるだけでなく、現場の動線やスタッフの配置、運営上の課題を熟知しているからこそ、経営者に寄り添った実効性のあるサポートが可能だと考えます。

特定技能(外国人材の受け入れ支援)

現在、多くの介護現場で外国人の仲間が活躍しています。 私自身、老健で彼らと共に働いてきた経験から、受け入れ側の施設の悩みと、働く側の不安の両方がわかります。現場のコミュニケーションまで見据えたビザ申請サポートは、理学療法士出身ならではの視点です。

障害福祉サービス・身体障害の認定支援

理学療法士として身体の仕組みやADL(日常生活動作)を評価してきた経験は、障害福祉の分野で直結します。

  • 障害福祉事業の指定申請: 適切なリハビリ環境が整っているか、現場目線でアドバイスできます。
  • 後遺障害の等級認定: 交通事故などの被害に遭われた方の身体状況を、医学的根拠に基づいて的確に書面に反映させるサポートが可能です。

遺言・相続と「権利擁護」

きっかけとなったエピソードのように、高齢者の方々の不安は切実。 身体機能の変化を理解しているからこそ、将来の生活環境(住宅改修や施設入所)まで見据えた、血の通った遺言作成や任意後見の提案ができます。

あなたはどう?

……と、こんな感じで「理学療法士×行政書士」の可能性を考えてみました。

私の場合は、これまでの経験からどうしても福祉・介護業界系に寄ったアイデアが多くなりますが、あなたはどうですか?

行政書士の業務範囲は、めちゃくちゃ広いです。今あなたが立っている場所、これまでの仕事、あるいは趣味や特技。少し調べてみると、「自分ならこの経験をこう生かせるかも」という唯一無二のアイデアが、きっと浮かんでくるはずです。


おわりに:行政書士が気になったあなたに

異業種から行政書士を目指す。それは、これまでのキャリアを捨てることではなく、「今の経験を、新しい武器でさらに輝かせること」なのではないかと考えています。

もしあなたが今の仕事の中で、「もっとこんなふうに力になれたらいいのに」というもどかしさを感じているなら、行政書士という世界を覗いてみてはいかがですか?

きっと、今まで見てきた景色がもっと広く、もっと面白く変わるはずです。

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