【最新統計】岐阜県の在留外国人数ランキング!なぜ中濃エリアに集中するのか?

岐阜県内の在留外国人数が過去最高を更新し続けています。
最新の統計データ(令和7年6月末現在)によると、岐阜県内には約7.7万人の外国人が暮らしており、私たちの街の風景や産業を支える欠かせない存在となっています。
しかし、分布を詳しく見ていくと、市町村ごとに「偏り」があることに気づきます。
なぜ、中濃エリア(可児市・美濃加茂市など)にこれほど多くの外国人が集中しているのでしょうか?
私は現在、理学療法士として医療・福祉の現場に立ちながら、行政書士合格者(開業予定)として外国人雇用・法務支援の準備を進めています。岐阜県で暮らす人々の生活と、地域産業の切実なニーズがあるということです。
この記事では、最新の岐阜県の外国人数ランキングと共に、なぜ中濃エリアに外国人が多いのか、その理由を深掘りします。
岐阜県の外国人雇用の「今」を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
岐阜県内市町村別、外国人ランキング(令和7年6月時点)
それでは、令和7年6月末の最新データを見ていきましょう。 岐阜県全体では約7.7万人と過去最高を記録していますが、自治体ごとに見るとその内訳には特徴があります。
特に注目すべきは、「中濃エリア」の圧倒的な存在感です。以下に、上位自治体の詳細データをまとめました。
外国人数ランキングTOP5(令和7年6月末時点)
| 順位 | 市町村名 | 総数 | フィリピン | ベトナム | ブラジル | 中国 |
| 1位 | 岐阜市 | 12,584 | 2,225 | 1,743 | 353 | 2,407 |
| 2位 | 可児市 | 9,822 | 4,464 | 1,070 | 3,255 | 241 |
| 3位 | 大垣市 | 6,838 | 749 | 919 | 2,352 | 1,161 |
| 4位 | 美濃加茂市 | 6,559 | 2,765 | 603 | 2,265 | 197 |
| 5位 | 各務原市 | 4,427 | 692 | 781 | 798 | 416 |
岐阜県庁公式サイトの県内市町村別在留外国人数(法務省出入国在留管理庁調べ)から引用・作成しています。
岐阜市が1位なのは納得。2位はまさかの可児市!深堀りするヒントになりそうです。
1位:岐阜市
まずは1位の岐阜市。ここは岐阜県の県庁所在地であり、人口も県内最多。製造業からサービス業まで幅広い職種があり、在留外国人が多いのはある意味「納得の結果」と言えます。
しかし、注目すべきはここからです。
2位:可児市
人口約10万人の可児市が、約40万人の岐阜市に迫る勢いで2位にランクインしています。さらに4位には美濃加茂市も入っており、この「中濃エリア」の熱量はデータからも明らか。
なぜ、中濃エリアにこれほどまで外国人が集中するのか?その背景を深堀りしていきましょう。
岐阜県中濃エリアに外国人が集中する「3つの理由」
① 製造業の大きな受け皿になっている
可児市・美濃加茂市には、岐阜県を代表する大規模な工業団地が広がっています。
- 自動車部品・金属加工: 世界的な自動車メーカーのサプライヤーが多く、常に安定した労働需要があります。
- 「特定技能」の親和性: 単純作業から熟練工まで、外国人が活躍できるポストが数多く存在します。
② ブラジル・フィリピンコミュニティの拡大
今回の統計表で最も特徴的だったのが、可児市のブラジル人(3,255人)とフィリピン人(4,464人)の多さです。製造業での就労が多いようです。
すでに多くの同郷者が暮らしており、外国語対応のスーパーや支援団体が充実しています。「住みやすさ」が次の「住む人」を呼ぶ、強力なネットワークが完成しています。
③ 自治体の協力体制
岐阜県可児市HPによると可児市は多文化共生のまちとして外国籍市民の交流ができる施設や教室、海外交流訪問団として学生の派遣等行っているようです。可児市HP”増加する外国人をはじめ多様な文化を背景に持つ市民の交流を促進し、文化や習慣等の相互理解を 深め、共に安心して暮らせる地域社会の形成をめざしています”と記載があります。外国人を「労働力」としてだけでなく「市民」として受け入れる体制が整っています。それが外国人の選ばれる理由なのかもしれません。
行政書士合格者(開業予定)×理学療法士として思うこと

今回岐阜県の外国人数ランキングを作成しましたが、データを分析して、私が思うのが、「定住化のその先」についてです。
多くの外国人がこの地域を選び、長く暮らしているということは、それだけ「地域社会の一員」としてのニーズが多様化していることを意味します。
- 行政書士(開業予定)として: 適切な在留資格(ビザ)の管理や、適正な雇用環境の整備を支援すること。
- 理学療法士として: 現場で働く外国人スタッフの健康管理や、高齢化する定住外国人のリハビリ・介護をサポートすること。
この2つの視点を持って活動することが、これからの岐阜県、特に外国人住民が多い中濃エリアにおいて、持続可能な地域づくりに貢献できる道だと確信しています。
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